すごい会議

すごい会議?短期間で会社が劇的に変わる!

すごい会議?短期間で会社が劇的に変わる!

とても読み易く、それでいてうまくまとまっています。ざっとは以下のようにまとめられます。でも、この本は実感の湧く具体的な話がたくさん詰まっている(それでいて読みやすい、とてもうまく話にしてある)

  • 会議の目的を確認する
  • できていることをあげる

ついつい、できないことに焦点を当てがちなので、できていることから話始めるというのはいいことだと思いました。また、場をほぐすこともできます。本にはどうしてもできていることがなければ「電灯がついている」とかあげてはとありました。

  • 問題をあげる

「人員が足りない」、「仕様がまだ決まらない」など問題をあげる。また、それを言い換えて「どうすれば・・・ができるだろうか」とする。
「どうすれば人員不足をカバーできるだろうか。」、「どうすれば仕様を決めていけるだろうか」など。

  • 言えない問題をあげる

言わなかった問題、言ってはいけない問題がないか考えてみる。答えにくい問題、直面したくない問題などが浮かんでくる。その組織の「ひどい真実」は何か

  • 目標を作る
  • 目標を達成するためにタスクを洗い出し分担を決める
  • 分担ごとにコミットメントする

以上が会議の全体のながれですが、その他、

  • 紙に書いてから発言する
  • くだらないアイデアを出す(冗談のような)
  • LOVEな気持ちで仕事をする(メッセージの後には LOVEかFuck Youが入っている)
  • 頻繁にお祝いをする
  • コミットしたことの進捗をメンバーで見えるようにする。(そうは書いてないけど「見える化」と共通するように思いました)

などもいいなあと思いました。

ズーニーさんの考えるシートの議事録シートにもつながるように思います。

これを読んだら

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