色使い

ちょっと前のことですが、民主党で2人の候補で代表を選んだときのことです。

ひとりは岡田克也さん。もうひとりは鳩山由紀夫さん。岡田さんは、舌鋒鋭く自民党の問題を指摘し、政権奪取のためのリーダーシップを誓いました。対する鳩山さんも党の結束を説き、論戦はほぼ互角に思えました。

そんな二人で対照的だったのは、ネクタイの色でした。ネクタイの色で決まったわけじゃないでしょうが。さて、岡田さんは青色、鳩山さんは赤色でした。青が悪い訳ではないでしょうが、演説の内容が、政権に向ける強い思いに対して、理知的なクールなイメージの青はちょっとミスマッチだったのではないでしょうか。一方の鳩山さんの赤はエネルギッシュな感じで内容とあっていますね。

そんな、鳩山さんのネクタイを選んだのは、奥さんだそうです。奥さんは誕生数的には「33」というマスターナンバーといわれる数字を持っています。33は、菩薩に例えられる、愛、それも世界的、もっといえば宇宙的な愛をもつそうです。スケールが大きく、普通の人とはカテゴリーがまったく違うことから周りからの理解が得にくく「大変人」とも言われます。そういう方なので、なんとなくネクタイを選んでいても、自ずと状況にあったものになっているのでしょう。

最近、色使いについての本を読んだので、そんなことを思いました。

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もともと色に興味を持ったのは、ひさびさに末永さんの本を読んだから。

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