有頂天ホテル

今日は、退社後映画を観に行きました。三谷さんの「"有頂天ホテル"」です。これはホテルを舞台に宿泊客やスタッフの織りなす物語です。最初は、それぞれ別に思えていた人がふとしたことでつながり、また、ふとしたつながりが生まれていきます。話は、まさに年末のあわただしさどおり次々と展開し、そして年越しを迎えます。心温まる話ですし*1、ぜひみなさんに観てもらいたいです。終わったとき、3時間をこすくらいの長い(しかも充実して)時間がたったように思ったのですが、実際は2時間ちょっとでした。それくらい話にひきこまれてしまいます。*2
また、豪華キャスティングです。みなさんいい演技をしています。芝居がかっていず、そして、さらっといいこといってます。松たか子さんや篠原涼子さんはあまり好きではなかったのですが見直してしまいました。ホテルという非日常的でありながら、プライベート空間をもつところを舞台にしているから、あまり普通ではない出来事をうまく演じられるのだろうと思いました。
役所さんをみているとShall We ダンス? (通常版) [DVD]をつい思い出してしまいました。

*1:心暖まる映画は好きですね。例えば「ショコラ」とか

*2:うまく言えないなと思っていたら、amazonのルビッチの映画へのコメントの「いかに上映時間を短縮するか」という思想が詰まっています。」というのは近いかも