good-life2006-02-06

昨日は、本年の易を出しに行ってきました。(案内はd:id:good-life:20060113参照)旧暦でいうとまさにちょうど年が改まったところで、まさに一年を占うにふさわしい日でした。

易では、事象を64に分けています。これを「卦」(け)といいます。「当たるも八卦、当たらぬも八卦」の「卦」です。この八というのは、天、沢、火、雷、風、水、山、地の8つからきています。この八卦を二つ重ねて、8通り×8通り=64通りとなるのです。

今年1年の友人との関係がどう変わって行くかを占ったところ、でたのは、火風鼎。鼎というのは料理に使う器のことです。3本足ですから、チームワークを象徴しているとのこと。また、私の場合、鼎の耳がとれてしまう、つまり動かすことができなくなるという時期があるそうです。そうなっても「正」を守れば吉とのこと。帰ってから、

リーダーの易経―時の変化の道理を学ぶ

リーダーの易経―時の変化の道理を学ぶ

を読んだら、この「耳」というのがポイントで、聞く耳が必要とのこと。また、鼎が料理に使うことから、材料を変革し料理として「成就」するというのもポイントらしいです。

昨日の会にしろ、リーダーの易経にしろどうしてもはっしょってしまったのでここまで読んでもなんのことやらと思うでしょうが、有意義なものを得たと思っています。

そのあと、この卦を深めるためワークをしたのですが、そこで得たのは高い山、雲を越えた、山の尾根を一歩一歩歩みをすすめるイメージが得られました。山すなわち地に支えられながら、天からの声に耳を傾けながら、一歩一歩、正をまもって(正中)進めば成就するということでしょうか。(天地人がでてきたし)

そのあと、全体でのワークもしましたが、それもfantasticな展開になりました。

それから、終了後、飲みに行った場できいた「権威とは責任感のこと」という言葉にはとても感心しました。
最後に「火風鼎」はしたの画像のようになります。上から陽陰陽とあってこれが「火」、次に陽陽陰とあってこれが「風」を示します。