子どもプラスmini

good-life2006-06-03

この雑誌は、とっても小さくて新書サイズ20ページ足らずですが、うちと同じく小学生の子がいたり、もうちょっと小さくて幼稚園・保育園の子がいたりするお家に一番にすすめたいです。編集長の斎藤次郎さんはつねに子どもの目線を持ちつつ発言をする方です。暖かく、子育てに悩む親に対して苦労を労いつつ、子どものことを考えた、提案をされる方です。毎号いろんな記事が載っていて楽しみです。
今号の執筆は、松本光世さん、菊川操子さん、おおしまゆみさん、杉山亮さん、長崎夏海さん、草場純さん、やまださちこさん、斎藤次郎さん。
「10円塾の子どもたち」という連載がありまして、子どもがおうちに集まってくるから、何かやれないかなと、子どもたちが来るごとに10円とっていて、それで10円塾。

この間は安全地図にまつわる話。学校で、不審者が現れたり、交通事故が多いところに印をつけた安全地図が配られた。町が怖いと教えるばかりなら、10円塾は見ているのが楽しくなる地図を作ってみようと町探検へ。
「あ、この辺の家からピアノの音が聞こえた。ハンパじゃなくうまいの。」「だってピアニストだもん。」「なんだ、うまくていいのね。」などなど。「自分の町が好きになれれば大きな安全がひとつもうそこにはあるだろうと思う」と書かれている。
ちょっと危ないところへ興味を持つような探究心や、チャレンジ精神というのがないまま大人になってしまう方がいけないのに、ぶっそうな事件が続いているため、どんどん安全なところに子どもを囲い込んでいると思っていたら、町探検!タイムリーな記事でした。こんな抜粋じゃなくぜひ本文を読んでもらいたいです!

発行はプラス通信社。年間購読料2500円(10冊発行)

下は、子どもプラスminiについて
http://vkumiko.cocolog-nifty.com/books/2006/04/mini_881a.html

以下は、昔のミニじゃなかった子どもプラスの話。
http://d.hatena.ne.jp/vkumiko/20060420