ガン治療

人をまるごと全体(身体〔からだ〕、精神〔こころ〕、霊性〔いのち〕)からとらえたホリステック医療にとりくむ医師帯津良一さんが書いた、あきらめないためのアドバイス
例えば、イメージ療法を提唱するサイモントン博士の次の言葉。

治りにくい病気を克服するためには、まず、絶対に生き抜くぞ、という強い信念が必要です。しかしこれだけを考えていては執着になります。生き抜くぞという心のなかに、いつでも死ねるぞという気持ちを同居させることが重要で、この二つの心をバランスよく持つことです。

ホリスティク医療として、さまざまな代替医療を実践しています。
その代表が食事や漢方、気功、ホメオパシーなどです。

気功で大事な事は、調身、調息、調心だそうです。
調身とは、身(姿勢)をととのえること。上虚下実が基本とのことです。調息は、息をととのえること。腹式呼吸で吐くことを意識します。調心は、雑念をはらいひとつのことに集中することです。ヨガでも、アサナ(ポーズ)をとる事で、体をととのえるし(参照 DVDでよくわかる5分間パワーヨーガ―好きな時間にレッスンできる! (Gakken Mook))、呼吸法もいくつもあるし(参照 呼吸法の極意 ゆっくり吐くこと仕事力を10倍高める呼吸法トレーニング)、瞑想も大切にしている(参照 仕事力を10倍高める瞑想トレーニング)のと同じことなのだと思います。

ホメオパシーはとても奇妙な療法です。通常、症状があると、それを抑制するものを薬として用います。例えば、頭痛に対して鎮痛剤を用いるように。ホメオパシーでは、逆に、その症状を作り出すもの(それは毒物だったりもします)を、非常に薄めて接種します。それでなぜ治るかというと、病といのは何らかの歪み(あるいは偏り)ではないだろうか、その歪みを解放するために歪みにちょっと抵抗を与えると共振するということらしいです。帯津先生も、ずいぶん熱心に取組んでいるそうです。

帯津三敬病院(川越)
帯津三敬塾クリニック(池袋)