サクリファイス

自転車について興味をもって本を読み始めた。

ずっと気になっていて、でもがんというやや重いテーマでもあるのでなかなか読めなかったランス・アームストロングの話も読んでみました。

ただマイヨ・ジョーヌのためでなく

ただマイヨ・ジョーヌのためでなく

ランスはロードレース(自転車の競技です)の選手です。この話を読むうちにロードレースそのものがとても魅力ある競技であることに気づきました。

それで読んだのが、
セカンドウィンド〈1〉 (ピュアフル文庫)です。そのあとがきで北上次郎さんが紹介していたのが「サクリファイス」です。このタイトルからは自転車レースと思えない(最初は宗教的な感じをうけました)小説がとても面白かったです。本屋大賞で2位になったそうですが、そうだと思います。サクリファイス、「犠牲」というタイトルは、すごくいい。ロードレースの魅力を味わっているうちに最後にたどり着き、「サクリファイスとは何か」というところがわかります。最後までいっきに読み通せます。

サクリファイス

サクリファイス

今は、斎藤純さんの↓を読み始めました。

銀輪の覇者 (ハヤカワ・ミステリワールド)

銀輪の覇者 (ハヤカワ・ミステリワールド)


あわせて同じ著者の『ペダリスト宣言」も読もうかと思っています。

埼玉・千葉自転車散歩

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