子育て

d:id:good-life:20060306で、東京賢治の学校のことを書きました。その頃、上の子が誕生しました。予定より1ヶ月の早産だし、そうでなくても最初の子なのでいろいろ心配をしました。そんなとき読んでとても助けられたのが、

私は赤ちゃん (岩波新書)

私は赤ちゃん (岩波新書)

です。様々なことを赤ちゃんの視点からとらえています。映画に連れて行かれて、暗くて音がするから怖くて泣いちゃったり、いろいろなお医者さんがでてきたりします。熱をだしたりいろんなことが書かれています。そして、あとがきに「このあかちゃんは幸せなのです」と書いあります。そう、うっかり病気に気づかなかったり、映画館で怖い思いをさせて泣かせちゃったりしても、赤ちゃんは幸せなのです。それは、お母さんが子どもを思う気持ちは自然なこと、お母さんの思ったことに従っていれば、間違いは起きないし、幸せなのですとはっきり言っているのだと思いました。熱があって、医者にいくかいかないかも常日頃赤ちゃんに接しているお母さんが決めればいいと言った上で、もしこんな症状やこんな症状なら、赤ちゃんによくあることで心配なし、でもこんなことがあったら、医者に見せなさいと言ってくれます。あわせて、
定本育児の百科

定本育児の百科

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また、小児科医の真弓定夫さんにもいろいろ教わりました。食生活は、身土不二といって、身体から遠く、その土地に近いものを食べなさいと教わりました。身体から遠いとは、人から、生物学的に遠い種を食べなさいということで、牛豚より鳥を、それより魚を、それより植物を食べなさいということです。その土地でとれたものを食べていると、自然旬のものになるし、新鮮なものが食べられます。生活も、外気温との温度差は5度以内にしなさい、汗腺を使わないといけないですよなど、やるべきことが私にとってはわかりやすかったです。この間、真弓先生の本をみかけ、なつかしさのあまり買ってしまいました。